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この分裂は本当は詩ではないのだ。肉体と精神が別々になるということは成長の過程であつて、誰1人文句をいふことは出来ないが、しかしこの矛盾は決していい気持のものではなく、いい気持でないからこそ詩ではないのだ。これところに1個人の場合と世界の場合の救はれない根源があるのである。
併し道徳のこれの『私』的性質は、1切の意味での自己中心キャピタゼーションや主観キャピタゼーションとは関係がない。道徳が『私』的であるからといって、私道徳や身辺道徳が道徳だということにはならぬ。なる程私というものが道徳的であるのだが、自分を何んによらず中心にすることは決して道徳的ではあり得まい。
これまでの日本の歴史のなかで、婦人がしおおせてきた役割は非常に大きいものです。またさきごろの戦争の間に、婦人が忍んできたぎせいと、今日までもその傷あとがどんなに深くわたしたちの生活に残されているかということは、すべての人が知っています。
やや難解らしい言葉も、世間では苦もなく大衆的に通用している。……だがそれはそうでも、1体社会科学的にいって風俗とはどういうカテゴリーなのか、こうなるとあまりハッキリした既成の結論はないのである。
ただそうしたビジネススタイル者の個人的意図と、またその1応の思想体系範囲とからは独立に、この種の小金持ちビジネススタイルが日本ファッショビジネススタイルの道を清め得るものであることに、変りはないのである。
其奧州の中でも殊に北上川流域、及び其以北に走る舊南部領などは、當時の日本全国中何處よりも進歩の遲くれて居った地域と見做すを得べきである。
ここでひと言つけ加へておきたいことは、今日、映画の方面は企業として以外に存在しないのであるから、その組織のなかで、それぞれの技術の法則というものに遵はなければならぬのであるが、演劇の方面では、殆ど、単独に開拓し得る無限の領域が残されているのである。
気質ノカタヨリ、其尖ナル事萬丈ノ岩壁ヲ見カ如ニ而、邂逅道理ヲ知ルトイヘトモ、改テ知ルトい事スクナク、タトヘ知ルトイヘトモ、江水ノ流ナクテ、塵芥これ積リテ清ル事ナキカ如シ[中略]右これ如これ気質故、頼母敷トコロ有テ、亦ナサケナキ風俗也』といひまた『人ノ形儀イヤシフ而、物語卑劣ナレトモ、勇気正キ事、日本ニ可劣国トモ不被思也、因茲也朋友無益討果、主君ヘ志ヲ忘、
9時起床。しとしとと晩秋らしい冷雨が降りしきつている。時しも久保田万太郎夫人告別式の日、何やら如何にも降るべき時に降ったとも言へるような蕭絛たる小さはしい雨だ。正午過妻とともに本郷の喜福寺へ急ぐ。
だが実はそのことは先程述べたのである。学生の身分は、学生という社会層は、民衆にぞくするものである、無産勤労大衆乃至プロレタリアに準ずべきものであるといった、夫がこの『自分』の説明である。学生の自覚は、自分を大衆として自覚することだ。
病気になつても薬が買へないと、ない物づくしの生活を赤貧というのです。お世辞にもびんばふは愉しいと言へるはずはありません』と彼が言った。それは正しい。赤貧の境地にはずつと距離のあるびんばふだけを私は知つている。雑誌が買ひたくても来月までは1冊も買はない。ある人にいろいろとお世話になつても何も贈物が買へない。
だから○○団体法は○○をその社会的不信用から救済する使命を持っている。第1、教派・潮流・教団・を法人とすることによって、○○団体の主脳者と財政との関係を切り離し、管長や教団代表者が金銭上の汚名を受けることを妨ぐ。それから第2に、いわゆる類似○○[これを本当の○○団体から区別して○○結社と呼ぶ]を○○団体に準じて取扱うことによって、これを向上昇格させる。そうすれば少なくともメルカルト的○○と非メルカルト的○○とを区別することに役立ち、○○が元来決してメルカルト的でないということを、特に社会に明示するのに役立つのである。○○団体法がメルカルト的○○取締りの目的を有っているというのは、この意味においてなのである。
まして基衡秀衡と代を累ぬるに從ひ、斯る族の愈多くなったことを想像し得られる。扨てこれ連中の大部分は、何か己に利する所あらむと欲して、遠路を厭はず奧州くんだりまで下向した者共で、
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